2023年から愛知県の休み方改革の一環で、ラーケーションが導入されます。
いつから実施されるのか、そもそもどんなものなのかをご紹介したいと思います。
・愛知県ラーケーション制度はいつから?
・愛知県ラーケーション制度とは?
・愛知県ラーケーション制度の対象は?
愛知県ラーケーション制度はいつから?
愛知県の休み方改革の一環として、ラーケーション制度の導入が検討されています。
2023年3月に発表され、2023年度の2学期以降(9月以降)に順次導入する方針です。
学校により準備に要する時間が異なるため、2学期から導入の準備が整った学校から順次運用していくとのことです。
これに先駆け、6月27日には自治体に向けたオンライン説明会が実施されました。
全国で初めて導入するということもあり、準備には時間のかかる学校もあるかもしれませんね。
県内19の自治体の小中学校では、このラーケーション制度のモデル事業の対象となっているため、導入は9月を目指して準備が進められていますよ。
もし自治体からの案内に「モデル事業」の文字があれば、9月からの導入と考えて置いて良いかもしれません。
そもそもラーケーション制度とはどのようなものなのでしょうか。
休むための条件はあるのか?などご紹介します。
愛知県ラーケーション制度とは?
ラーケーションの日は、校外学習活動の日とも表現されます。
子供と保護者等が家庭や地域で体験、探求の学び、活動を自ら考え、企画・実行できる日とされています。
ラーケーション制度を利用するには
- 保護者がラーケーションカードに書かれた趣旨を理解し
- 子供とどんな内容の活動を行うかを相談し
- メール等で学校に届け出る
ことで可能になります。
ここでいう活動とは、いわゆる勉強!という印象のものである必要はなく
- 旅行など普段と異なる環境で過ごしたり
- 遠出せずに親子で色々な体験をしたり
- 子供の興味をとことん深堀したり
こうでなければいけないというものではないようです。
混雑していないときに
- 子どもの興味のあるところへ出かけたり
- 普段触れ合わない美術館や博物館のようなところへ出かけたり
- 自然と触れ合ったり
有効に活用できたら嬉しいですよね。
特に仕事をされている保護者の方だと日常的にゆっくり子供と向き合う時間をとるのが難しいこともあると思うので、うまく利用できたら良いなと思います。
また、ラーケーション制度を利用した日は、休んでも欠席扱いになりません。
初年度である2023年度に取得できるのは2日間ですが、来年度以降は年間3日まで取得可能です。
連続して取得することも可能なので、遠出もしやすくなりますよね。
では、どの学校でもラーケーション制度の対象なのでしょうか?
こちらについてもご紹介していきます。
愛知県ラーケーション制度の対象は?
現在発表されている情報によると、名古屋市を除く全53市町村で導入されます。
その中でも
- 県立の全高校
- 県立の全特別支援学校
- 19市町の全小中学校
ではモデル事業として9月から導入される予定です。
名古屋市が導入しない理由は
- 児童生徒の学習保障をどうするか課題がある
- 取得できる子とできない子が混在する懸念がある
などがあげられています。
ラーケーション制度を利用して学校を休んだ場合、その期間の学習内容は自宅学習などでカバーすることになっています。
確かに高校生の3日間となると影響が大きい気もするので、このあたりは各ご家庭での判断になりそうですね。
今後より詳細な発表があると思いますが、せっかく導入される制度なので、有効に活用していきたいですね。
新しく「あいちスキ旅キャンペーン」も始まると発表されたので、これらを組み合わせて利用できたら良いのかなと感じています。
また新しい情報が発表されたら、こちらの記事も更新していこうと思います!
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